八朔とちゃんぽんの約束

長崎の農家さんから八朔(はっさく)が届きました。
中には、愛情たっぷりに育てられた八朔と、丁寧なお手紙。

その農家さんとのご縁は、息子さんの結婚式の撮影をさせていただいたことがきっかけで、

それ以来、ご両親が育てられた果物や、息子さんが作られているお米などを購入させていただいたりと、ずっとお世話になっています。

今回のお手紙には、あの結婚式を思い出して今も写真を眺めてくださっていること、そして改めてのお礼が綴られていました。
カメラマン冥利に尽きるその言葉に、本当に気持ちがあたたかくなりました。

大切に育てられた無農薬の八朔は、お世話になっている友人や大家さんにもお裾分けしました。「酸味と甘みのバランスがいいね」ととても好評で、「でしょ!!!そうなの!!!!!」とこちらまで嬉しくなります。


東京にいると、自分が食べているものがどこから来たのか、あまり考えずに済んでしまいます。 でも、食べものは確実に、誰かが作ってくれたもの。 それが、私がお会いしたことのある方、あの時撮影させていただいたご家族だと思うと、なおさら想いを馳せずにはいられません。

日本の農業や伝統、文化。それをどうやって守っていくのか、自分に何ができるのかを考える日が増えました。 こうした人の温かさに触れるたび、私はまたカメラマンとしてやっていけるなと背中を押されるし、ご縁を大切に、何ができるか考え行動していきたいと強く思います。

「いつか長崎へ、ちゃんぽんと皿うどんを食べに行こう」とひっそり心に誓いながら、いただいた八朔の皮をひたすら刻んでシロップ漬けにした今日の午後でした。

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